11月４日㈯、葵区伝馬町のホテルシティオ.ペントハウスにて、第15回古城の東きよみず会の総会と懇親会を開催した。来賓に小野校長を迎え、５３名の方が出席した。

　総会は、小田巻理事の開会の辞、奥山会長・竹中同窓会長・小野校長の挨拶に続き、議事の審議に入り提出議案、全てが承認され、大橋理事の閉会の辞まで滞りなく行われた。

　役員改選では、佐藤慰武氏（Ｓ34建）が新会長に就任、奥山会長は新たに顧問に就任し、会計監事は山下氏と吉永氏の留任が承認された。議事終了後、佐藤新会長の挨拶があり本会は新体制に移行した。

　懇親会は、女性６名の参加もあり、各所で笑い声の絶えない明るく賑やかな宴が続いた。フィナーレの応援歌と校歌の斉唱は、杉浦後援会長、応援団ОＢによる音頭とパフォーマンスにより熱い大合唱となった。懇親会は大盛会のうちに大澤理事の締の挨拶で幕を閉じた。

昭和２７年電気科卒業卒業後６１年。最後の同級会を焼津松風閣で開いた。思い起こせば戦後間もないＳ２１年校庭には鉄廃材が山と積まれ校舎の一部は県の複員局が同居していた旧制の静工に我々は入学した。学校は戦争帰りで予科練からの複学の先輩もいて、現在の中１の子供から大学２年くらいの年齢の大人も同居で不思議な環境だった。
 ２年に進級の際は６・３・３制の学制改革があって、高２になる迄の４年間は最下級生に甘んじていた当時が懐かしく、鮮明に蘇り話が弾んだ。卒業後はOB 諸先輩と共に戦後の復興から、今日の日本を築いたあの高度成長の一翼を担ったとの共通の自負がある。卒業後３０年のＳ５７年に第１回の同級会を開いてから回を重ねて、卒業時８３名の仲間も既に３６名が鬼籍に入り寂しくはなったが、今回集まった２４名は、歳はとっても気持だけは若く、７年後のオリンピックは勿論、技術者として１４年後のリニア新幹線の開通を見届けたいとの思いも同じだ。時間の過ぎるのも忘れ語り合い最後は、お互いの健康を気遣い、古城の東清水の・・を歌い締め括った.。